先日、東京へ行ったときに、友人がランチで行ったネパール料理のお店が美味しかったということを聞き、ディナーで行ってみることにしました。
そのお店の名前は、『OLD NEPAL TOKYO』。
場所は、小田急線豪徳寺駅から歩いてすぐのところにあります。
お店の外観は、ネパール料理を出すお店とは思えないくらい、とってもおしゃれです。笑
室内も、照明が暗めで落ち着いた雰囲気です。
営業時間は、ランチが金土日曜の11:30~15:00 (14:30 L.O.)、ディナーが水~日曜日の18:00~22:00で、ディナーは要予約です。
お店公式のインスタグラムで、臨時の定休日などを確認することができます。
ディナーは、8,800円(税込)コースのみで、1ドリンク注文が必要です。
私たちはディナーを3人で予約して伺ったのですが、3人ともネパールに在住したことがあるので、ダルバートを8,800円払って食べるということにちょっと驚きつつ、どんなかんじなんだろうと興味津々!(^^)
ディナーコースは、古き良きネパールの食文化を軸に構成される、ネパール料理の新しい体験が出来るコースということで、カジャ(前菜5品)、ダルバート(メイン)、デザートを味わうことができ、今回はポカラからジョムソンへ向かう旅をシェフがイメージして作られたものでした。
カジャの内容は
・チベタンブレット
・ドライリンゴ
・そばのロティ
・魚のスープ
・鴨のバーベキュー
ダルバートの内容は、
・ダル
・ライス
・ヤギ肉のカレー
・ポークカレー
・本日のタルカリ
・サーグ(青菜)
・アチャール5選
で、ダルやライスはおかわりOK!
飲物メニューもいろいろあって、ククリラムやヒエ焼酎、クラフトビールやワイン、ジン、ノンアルコールドリンク、チヤやラッシーなどのソフトドリンク、などなど、種類もまずまず。
私は、久しぶりにククリラム800円(税込)を注文しました。くー、なかなかアルコール度きつめです。w
一つ一つ食事メニューがテーブルにやってくる度に、メニューについて店員さんが丁寧に説明をしてくれました。
ネパール本場のネパール料理を想像して行くと、カジャにはかなり驚かされるかんじで、正直カジャはネパール料理というより、ネパールをイメージしたシェフの創作料理ですね。味はもちろん美味しいですが…
ダルバートは、写真の色味はビミョーですが本当に美味しい!!
スパイスもネパールから調達しているものもあるとのことで、ネパールのダルバートを思い出す味でした。カレーの辛さも、辛すぎることなく、ダルもちょうどよい塩気でいいです。タルカリはサツマイモを使用していましたが、日本人好みの味付けになっていてとっても美味しかったです。
デザートのクルフィは、ネパール産のコーヒーを使用しているのだろうか?と思いながら、2、3口でぺろっと食べ終わっちゃいました。ご馳走様でした。
食事が終わると、テーブル毎にシェフが挨拶に来てくれて、最後にカードでお支払。
シェフは、15年もネパールに行き続けているとのことで、ホントにネパール好きなんだろうなぁと思いつつ、シェフのネパール愛を強く感じました。笑
ダルやライスもおかわりできたりするので、量としては大満足ですが、やっぱりネパール料理のディナーで8,800円はちょっとお高いかなぁという印象。まぁ、材料もそれなりにお金がかかっているので、この値段設定になっているのかとは思いますが。
私はネパールに住んでいたこともあり、ネパールにとっても愛着があるため今回、ディナーでこちらの店を利用させていただきました。
現地ネパールでは8,800円のダルバートを食べることはまずないので、なかなか面白い貴重な経験でした。
友人曰く、ランチでは、ダルバートを1,000~2,000円台で楽しむことができ、女性一人で来ても全然大丈夫とのこと。(ちなみにこの友人は一人でランチに来たことがあります)
ランチのダルバートも、アチャールなどの付け合わせの種類が豊富で美味しいと話していました。ディナーよりもランチのほうが、コスパも含め満足度が高いかもしれません。
ネパール料理やカレー好きの方、ちょっと変わった料理が食べてみたい方などは、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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