年一回実施している定期健診。今年の10月に健康診断を受け、最近結果が返ってきました。
その結果がこちら↓
今まで、健診では引っかかることがなかった私に、ついについに有所見と出ているものが!!
LDLコレステロール… いつかそんな日がくるとは思っていたよ。苦笑
中性脂肪は正常値でしたが、昨年よりも数値が大きく上昇していて、いろいろ調べてみると、ステロイドを使用することで、脂肪細胞が増え、中性脂肪やLDLコレステロール値が高くなることがあるとのこと。
薬のせいと思いたいけれど、しっかり生活習慣も改善しないとと思い、以前、特定保健指導で使用していた、指導教材を引っ張り出してみました。
まず、それぞれがどういうものなのかわからなければ、対策もできないということで、検査値で見ているものは何なのか、復習です。
中性脂肪 正常値は150㎎/dl未満 食物を摂取すると腸で吸収され、炭水化物と脂質から中性脂肪が作られ、血液によって全身に運ばれて、エネルギー源として利用される。エネルギーとして使用されないと、肝臓や全身の脂肪細胞に蓄えられる。 |
コレステロールは副腎皮質ホルモンや性ホルモンを合成する材料で、細胞膜の成分の一つ。人間が生きていくためには、必要不可欠なもの。 LDLコレステロール 正常値は120㎎/dl未満 悪玉コレステロールとも呼ばれ、肝臓から全身に脂肪を供給する。 HDLコレステロール 正常値は40mg/dl以上 善玉コレステロールとも呼ばれ、全身の脂肪を肝臓に運ぶ。 |
それでは、なぜLDLコレステロール値が高いといけないのでしょうか?
LDLコレステロールが増え、酸化すると、血管壁にたまって動脈硬化を促進する。
→ 心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、寝たきりや突然死の原因となる。
このような病気にならないよう、しっかり数値をコントロールしていくことが大切です。
数値を改善したい!そう思ったあなたは⁈
・LDLコレステロールを増やす食品
肉の脂身(バラ、カルビ、ロース、サーロイン、挽肉、鳥皮、手羽など) | → ヒレ、もも、むね肉、ささみなどを選ぶ。 脂肪や皮をはがして食べる。 ベーコン、ウィンナー、ソーセージ、サラミ、コンビーフなどの加工食品も食べ過ぎない。 |
動物性脂肪(バター、ラード、ヘッド) トランス脂肪酸の多い食品(マーガリン、ショートニングなど) |
→ 植物油を使う |
乳製品 | → 牛乳は一日コップ1杯200mlまで。低脂肪乳やスキムミルクに変える。 チーズも食べ過ぎない。カッテージチーズを使う。 生クリームを控える。 |
卵黄、内臓類、魚卵など | → 卵は2日に1個にする。 レバー、ハツ、モツ、タン、イクラなどを控える。 |
バター、卵、生クリームなどを含むお菓子類 (ケーキ、クッキー、アイス、プリン、シュークリーム、菓子パンなど) |
→ 洋菓子より、せんべい、団子、饅頭、大福などの和菓子を選ぶ。 |
↑もちろん、これらの食品は、食べ過ぎに注意し控えることが大切です。
・LDLコレステロールを減らす食品
脂肪の多い魚(さば、いわし、さんま、ぶり、さわら、はまち、うなぎ、あじ、サーモンなど) | 魚の脂肪に含まれるEPA(IPA)やDHAには、LDLや中性脂肪を下げる働きがある。 |
大豆製品(豆腐、納豆、油揚げ、豆乳など) | 大豆蛋白質はコレステロールを下げ、植物ステロールはコレステロールの吸収を阻害する。 |
野菜やきのこ | 食物繊維はコレステロールの吸収を抑える。 抗酸化物質も豊富で、LDLの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する。 |
海藻 | 水溶性の食物繊維はコレステロールの吸収を抑える。 |
↑そのため、1日に1皿など、意識して摂るとよいです。
復習したことで再度実感したポイントは、食物繊維などでコレステロールの吸収を抑えることや、酸化を防ぎ動脈硬化を予防するのが大切だということ。
食べることが大好きな私にとって、いろいろ食べてはだめと言われるとツライものがありますが、たくさん食べてはいけないものを少し控えて、食べるとよいものを積極的に摂るようにすることを心掛けて、健康な体を保ち続けられたらと思います。
肥満体系ではない細身の人も、LDLコレステロールが高くて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?
皆さんも、どうぞご参考あれ!
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