最近は温暖化が社会問題となっていて、気温の上昇が大きくとりだたされている一方で、冬はとても寒い地域もまだまだあります。
私は北海道出身で、小さいときは冬の登校時は、自分の吐く息で髪の毛が白くなり、鼻毛も凍るくらい寒かったのを思い出します。
高校生のときも、気温が零下なのに制服のスカート+うすいストッキングで通学していて、今思うと若かったからできることだなぁと思います。w
北海道のような寒い地域の家では、耐寒性がしっかりしているので、しもやけになることはなかったのですが、アラフォーになってはじめてしもやけに悩まされました。
初めは、ネパールに住んでいるときにしもやけを経験しました。
なんだか足の指が赤くなって、水疱まではいきませんがぷっくりとしていて、布団をかけて寝ようとすると体が温まってすごくかゆくなりました。
初めは水虫か?と思ったのですが、そのようなかんじもなくいろいろ調べてみたところ、これってしもやけじゃないか?と。
そして、先日も同じような状況に…
しもやけ(凍瘡)は、気温差が大きいとかかりやすくなり、血流の障害の程度も個人差があるとのこと。また、きつい靴をはく、栄養状態等も一因となります。
予防法としては、マッサージや温浴によって血行をよくする、寒いときは、靴下や手袋などをはいて保温に努める、急激に皮膚温が下がらないように、水仕事や汗をかいたときに水気をよく拭き取ることが大切です。
ということで、久しぶりに足浴をしてみることに。
足浴とは、足先から足首あるいは下腿までを温湯に浸して洗う一連の行為で、
①清潔を保ち、爽快感を得る。
➁温熱刺激による、血液循環の促進、不眠や疼痛の緩和
➂足部の圧迫・外傷による感染や壊疽の予防
を目的として行います。
さらに、
『循環障害のために血行が悪くなることから冷感が生じ、皮膚が脆弱になり損傷しやすくなる。さらに、知覚障害や循環障害のある場合は、圧迫や外傷に気づきにくく、放置すると壊疽や感染を生じる可能性が高いため、予防的な処置が必要となる。』
(系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学3 基礎看護技術Ⅱより)
と言われているので、循環障害が進んで、足の状態がさらに悪化する前に対処していきます!
久しぶりに足浴しましたが、体がぽかぽか温かくなってリラックスもできるしいいですね。
ネパールにいたときは、症状がひどくしばらく足浴を続けましたが、今回は数回で症状も軽減しました。
やっぱり何事も、早期発見・早期治療が大事です。笑
足の清潔も保たれて、体も温かくなり循環も改善できて癒し効果もある上に、家で手軽にできる『足浴』。寒い冬に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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