【旅行】空港での保安検査でなぜパソコンを取り出さないといけないのか?

私は毎年、実家がある北海道へ帰るために、4-6回は空港を利用します。
空港を利用するときにいつも面倒だと思うのが、保安検査。
危険物はもちろん持ち込むことはありませんが、それでも緊張するし、物を取り出したり、衣服類を脱ぎ着するのが面倒くさいと思ったことが、誰でも一度はあるのではないでしょうか?

先日も、帰省時に空港を利用した際にも、コートやブーツを脱いで、水もかばんから取り出したりといそいそ。
若いときはなぜか自分が通るときに、時計かベルトのバックルに反応しているのか、ピンポンと警報音が鳴るということが多かったですが、最近は大丈夫です。w

電子機器は、以前はスマホとiPadだけしか持って帰っていませんでしたが、ブログを書くためにパソコンも持参したため、3点セットを取り出してトレイに置いてと… いやはや一苦労です。
行きの便ではきちんと全部取り出して検査をしてもらいましたが、そういえば前回帰省したとき、iPadを取り出さなくても何も言われなかったなぁということを思い出し、今回は帰りの便でちょっとチャレンジ!
iPadとパソコン両方を取り出さないでX線を通してみましたが、「かばんの中にパソコンありますね?」と言われ、結局取り出して再度X線を通しなおしました。

最近はコロナ渦ということもあり、なるべく自分の物品を外で出したりしたくないのですが、保安検査場ではそんなわけにもいきません。
今回もやっぱりパソコンを取りださなくてはならず、どうしてパソコンはかばんに入れたまま検査ができないのか、気になって調べてみました。

保安検査では、パソコンを取り出すのはパソコン自体を詳しくチェックしているのではありません。
パソコン内の多くの細かい電子部品が、X線を通るのに邪魔となり、他の刃物や爆発物などの危険物が確認できないからとのこと。
要はパソコンの下に凶器などがあっても、目視での確認がしっかりできないから。
保安検査はしっかり法律に基づき実施されているとのことですが、タブレットはアメリカなどの国がかばんから取り出さなくても大丈夫と、規制を緩和していることもあり、日本の空港でも問題なしとなることもあるみたいです。
最近は、パソコンもX線検査に影響しない素材でできているものもあるとのことで、今後もぜひその動きが進んでもらいたいものです。

今回の保安検査では、開封している水は機械で確認せず、一口その場で飲んでもらい確認OKとしていて、これは今までに経験したことがなく新しかったです。

靴も、くるぶしが隠れるものだと、脱いだブーツをトレイに入れてX線に通す必要があります。
セキュリティゲートももっと精巧なものになり、これらの手間が省けるようになると、お客様も確認する職員も皆がハッピーになるのにな。
日本の機械製造業も、さらに頑張ってもらいたいと思う今日この頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました