予約・貸出・コピーなど国会図書館の利用方法について詳しく説明します!

先日、私用で東京へ行った際に、国立国会図書館へ行ってきました。

国会図書館には、日本で出版されたすべての本が登録されることとなっているそうで、他の図書館ではなかなか置いていないような本も読むことができます。

私は、病院勤務時代に看護研究をしましたが、そのときもたくさんの研究論文を読んだり、ネパール語を学び始めた当初も、ネパール語に関する本をたくさん読むために、国会図書館を利用していました。

何か文献が必要なときには、本当に役に立つ国会図書館!

まだ利用したことがない人のために、国会図書館東京本館の利用方法について、説明していきたいと思います。

 

国会図書館は、東京本館と関西館、国際こども図書館の3つがあります。

東京本館は、永田町駅から徒歩5分、国会議事堂前駅から徒歩10分強のところにあります。

東京本館は、入館資格は基本的には満18歳以上です。

開館時間は、930分~19時(土曜日は17時)で、休館日は、日曜日、国民の祝日・休日、年末年始、第3水曜日(資料整理休館日)です。私としては、日曜日に休館なのが残念なところ…苦笑

最近は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、東京本館の利用は抽選予約制となっていて、申込みをして当選したら利用ができることになっています。
(ただし、土曜日を含む開館日の930分から11時までと、土曜日を除く開館日の16時以降の時間帯に限り、登録利用者は予約なしで入館できます。)

 

まず、まだ一度も国会図書館を利用したことがない人は、抽選申込の前に、国立国会図書館オンラインから新規利用者登録をして、利用者IDを取得します。

取得したIDを利用し、抽選申込をして、後日抽選当選のメールが届いたら、予約した日に国会図書館へ来館します。

運転免許証保険証などの本人確認書類を持参して、来館したらまず新館の利用者登録カウンターで登録手続きを行います。

ちなみに、登録利用者カードを忘れた人も、利用者登録カウンターへ行き、その日のみ利用できるカードを発行してもらいます。

手続きをして無事、カードが発行されたら、本館2階(地上では1階に見えますがそこが2階なので大丈夫です)へ向かいます。

2階で、透明のビニール袋に貴重品や筆記用具など、必要なものだけを入れて、あとの持ち物はロッカーに収納して、入口ゲートでカードをかざし入館します。

入館すると、たくさんの利用者端末があるので、どの図書を利用したいか、いろいろ検索して、貸し出しの申し込みをします。

ちなみに、一度に申込ができるのは、図書3点、雑誌10までです。

もちろん、借りていた本を返却すれば、また新たに申込は可能です。

物によっては、申込が不要な資料があったり、デジタル化資料は端末画面で閲覧できるものもあります。

 

申込をすると、申込済みとなり、本が受取カウンターに到着すると、その旨も端末上で確認することができます。

到着したことを確認できたら、受取カウンターへ行き、カードを提示して本を受け取ります。

 

本は館外には持ち出せませんが、有料のプリントアウトのサービスがあります。

著作権法などに違反していないページは印刷して、持ち帰り可能です。

複写カウンター・プリントアウトカウンターで手続きをして、プリントアウトしてもらい料金を支払います。

 

借りていた本を読み終わったら、返却カウンターへ行き、本とともにカードも提示して、本を返却します。

 

東京本館は、本館と新館に分かれていて、本館は6階まで、新館は4階まであり、2階には本館⇔新館の連絡通路があります。

本館6階には、売店もあり、パンやお菓子などの食料から日用雑貨までいろいろ購入できます。

新館1階と本館3階には、喫茶室もあり、新館1階には持参した弁当などを飲食できる席もあり。

他にも、閲覧室がいくつかあり、パソコンや電源が利用できるところもあり、有難いですね。

 

私は、国会図書館へ行く日は、合間に食事も摂りつつ、一日中ゆったり興味がある資料や本を見て、楽しみます。

町の書店ではなかなか目にすることがない本も多く、本好きにはたまらない場所ですね!

まだ国会図書館を利用したことがない人はぜひ、一度訪れてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました